第1章 パソコン黎明期

本 雑誌

宮田さんの本「黎明期のパソコンゲーム開発」を読み終えたので、自分の感想などを交えた事を書きたいと思います。

まずは、第一章「パソコン黎明期」

この本で紹介されているパソコン、PC-8001は1979年9月に発売されて、発売日の28日は「パソコンの日」という記念日になっているそうです。

PC-8001のCPUは4メガヘルツのZ80互換、ROMが24キロバイト、RAMが16キロバイト(最大32キロバイト)となっています。

主な開発言語はN-BASICというBASIC言語で、ROMに記録されているので、電源を入れると自動で立ち上がる使用になっています(当時のパソコンはこの仕様がほとんどでしたね)。

そして、プログラムはデータレコーダー(カセットレコーダー)を使って、カセットテープに記録していました。

ソフトは売っているものはそんなに無く、自分で作るか、雑誌に載っているプログラムリストを打ち込む必要がありました。

ゲームなどのグラフィックは、テキストキャラクタを組み合わせて表現するか、粗いドット絵を描く事で表現していました(PC-8001のグラフィックは160×100ドットの解像度)。

思い返すと、私のパソコンとの邂逅は1980年になってからで、初めて購入した雑誌は、マイコンBASICMagazineの創刊号でした。

マイコンBASICMagazine創刊号
マイコンBASICMagazine創刊号

まだパソコンを所有しておらず、雑誌を眺めあれこれ思う暮らしを送っていました。

その時欲しいパソコンは、1番はVIC-1001(コモドール)、2番がJR-100だったと思います(ゲームが好きなので、グラフィックが描けるパソコンに魅力を持ちました)。

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