第3章 ゲーム創りの開始

第3章 ゲーム創りの開始 本 雑誌
第3章 ゲーム創りの開始

宮田さんの本「黎明期のパソコンゲーム開発」の第3章について書きます。

【本の内容】

他人のゲームプログラムを打ち込んでいるうちに、自分でもゲームを作りたくなったそうです。

そこで主に参考にしたのは、ナムコのゲーム。

どうやったら、オリジナルの表現に近付けるかがプログラミングの楽しみで、そして生まれたのがギャラクシアンを模倣して作った「SPACE ACROBAT」。

日々ゲームアイディアのメモを取り、風船と扇風機から「FANFUN」のアイディアにした。

多くのキャラクタは、ハードの制約で出来ないので、一つのキャラクタに対して、色々と特徴をもたせてバリエーションを増やした。

「ゲームは、発想/アイディアとキャラクタが命」と思う。

開発環境はPC1台、デバッガ機能も無く、作っては壊すの繰り返し。

ツールもないので、自ら作った。

「何をゲームの基本にするか」がポイント。

限られた性能をどれに割り振るか。

ゲームの何にこだわりを持つか。

最後にゲームシステムとして仕上げる為に、タイトル、ネーム入れ、デモなどを付け加える。

宮田さんは、限られた環境で試行錯誤を繰り返しながら、なんとかしてゲームを創られたのが伺えました。

ハードルは高くても、それを乗り越える竈門炭治郎を思わせます。

そして、タイトルやデモなどにも手を抜かないのは、ゲームに対しての愛情を伺えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました